明日は余暇ボーイ

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試論

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楽しさと自己表現(自分事実の現前)

なぜ「楽しい」だけで生き続けられないのでしょうか。経済的基盤がないためです。あなたたちはすでに”楽しみ”をつくる糸口を知っているが、経済的な活動には結び付きにくい。言い換えれば、楽しさが続くならばそれでいいのです。しかしながら「楽しい」は持…

召喚あるいは無限の負債

血縁的な親は子を召喚した。親は子に対して無限の負債を負う。逆に親以外は、無限の負債を負わない。 血縁的な親は子に何を求めるのか。なぜ求めるのか。なぜ求める権利があるのか。 何を求めるのか。理想の投射である。まるで自分の腕の延長かのように、手…

情動するとは別の仕方で(3)

現前する世界は相対的である。現象学的な開けがそうであるように、世界は認識器官によって把持される。そこには自己というフィルターがかかる。 これに対して認識前的な物自体を想定することができる。認識を前提とする感覚器官を通した物自体への到達は不可…

脱構築とタトゥー(無関心ではなく杓子定規を無くすということ)

リベラリズムと保守主義はどちらが正しいのでしょうか。よく働く人と家庭を大事にする人はどちらが正しいのでしょうか。金持ち父さんと貧乏父さんはどちらが正しいのでしょうか。 どちらが正しい、と決められないことは現代の普遍的な考え方になってきます。…

黄金律から強欲について考える

黄金律とは 俗にいう倫理上の黄金律とは、 「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」(マタイによる福音書7:12) 「人々にしてほしいと、あなたがたの望むことを、人々にもそのとおりにせよ」 (ルカによる福音書6:31) などの…

情動するとは別の仕方で(2)

明言するにはあまりにも悲劇的ですが、時間は時間性=連続的なフレームを以てあなたを包囲しています。あるいは、そのフレームの連続性こそあなたの正体(存在)であるとも言えるかもしれません。連続性が失われるその隙間にあなたは存在しない。 あなたとは連…

情動するとは別の仕方で(1)

情動が犇めき合っている、あるいは、静かな情動が水になって揺らいでいる。 あなたたちの自我が目を光らせる中で、メランコリーは佇んでいる。 大きな物語が失われたことで絶対的、あるいは絶対的と捉えられていた高さと広さが、私たちをかくまっていた大き…

記憶を忘れるために

一方的に語りかけてくる亡霊。 嫌な記憶は、あなたの意思にかかわらず、ふとした時に、あるいは最も嫌悪するときに、あなたに語りかけてきます。 それを 亡霊 と同じ類として言葉付けることにします。 亡霊としての記憶は、いわゆるトラウマ(traûma)であった…

消費からの逃走線

この変化を軽く見てはいけない。それは一時的、局所的な現象じゃなく、時代を貫通する大きなトレンドの一つの現われなのだ。(浅田彰, "逃走論", 1986, p.10) 明確な区切りはわかりませんが、体感では2018年ごろから、逃走する人が増えてきたのかなと思いま…